品川区が、施設の老朽化や機能更新などによる大規模改修に併せてZEB化を実現し、(仮称)八潮在宅子育て支援施設と大原児童発達支援センター等複合施設の2施設において、都内の公共施設では初となる既存建築物の改修によるZEB認証を取得しました。
取得のポイントは、壁やサッシなどの断熱性能を高めるとともに高効率な空調設備、換気設備、太陽光発電システムを設置。既存施設の改修である利点として、これまでの使用実態やエネルギー消費量を把握していることを生かし、適切な空調能力を持った高性能の機器を導入した点です。これらにより、(仮称)八潮在宅子育て支援施設においては従来の建築物と比較してエネルギー消費量を81%削減しNearly ZEBを取得。大原児童発達支援センター等複合施設においては58%を削減し、ZEB Readyを取得しました。品川区での、Nearly ZEB取得は、令和4年5月オープンの品川区立環境学習施設「エコルとごし」に続き、2施設目とのことです。
今後も、SGDsのゴール達成やゼロカーボンの実現に向けて「ZEB」等の認証取得をはじめ、環境に配慮した施設整備を継続していくとのことです。
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