2025年春の竣工に向けて建設中の大阪大学豊中キャンパスが、従来施設の52%の省エネルギー化を実現した建築物としてZEB Ready相当の認証を取得しました。
大阪大学では「大阪大学エネルギーマネジメント中期目標・基本方針」において、国内の大学に先駆けて、新築等の建物は原則ZEB Readyとすることとし、カーボンニュートラル実現をめざして、ZEB化を強力に推進していくとのことです。
ZEB化のポイントとして、複層ガラスを採用することで建物の高断熱性を高めたこと、エネルギー消費効率の高い高効率ビル用マルチエアコンを採用したこと、CO2センサーによって在室人数の増減にあわせた換気風量制御を行う全熱交換器を採用したことで、基準一次エネルギー消費量から59%のエネルギー削減を実現。照明設備では、LED照明に併せて人感センサーによる制御や、周囲の明るさに応じて調光する制御を導入したことで、基準一次エネルギー消費量から67%のエネルギー削減を実現しているとのことです。
環境認証 | 物件名 | 所在地 | 竣工年月 | 階数 | 構造 | 延床面積 | ランク |
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BELS | 大阪大学 (豊中) 共創環境形成拠点(仮称) |
大阪府豊中市待兼山町 |
2025/3 |
地上7 |
S/RC造 | 5,047㎡ | ★★★★★ |
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