大豊建設株式会社(東京都中央区)が建築物の木材利用に力を入れており、中央機材センター(茨城県阿見町)敷地内に建設中の新工場でZEB Ready取得を目指しています。SDGs実現に向けた自社施設へのESG投資の一環で、木質化やZEB化を進め、住宅や商業、事務所以外の用途の適用事例として脱炭素化に貢献する。工場や倉庫など大規模空間で木造・木質化の提案力を高め、営業活動に生かすとのことです。
これまで技術研究所の木質化や製材型枠の採用、CTL耐震壁の産学共同研究開発など建築物の木質化に注力しており、ZEB化事例として技術研究所、事務所ビル、貸貸住宅がある。今後は新設施設に限らず、既存施設や工場のZEB化を検計していくとのことです。